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意識高い系！？バルミューダスマホ

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一部の人々の期待を背負ったバルミューダのスマホが昨日発表されました。
私も気にはなっていたのですけれどね…
ネットでの評判を見る限り割と炎上に近い感じになっているようですが、ひとまず私の受けた印象と客観的な事実をまとめてみました。

Contents
  1. BALMUDA Phone スペック
  2. Snapdragon 765搭載スマホの例
  3. OPPO Reno5 Aと比較
  4. なぜこの価格なのか
  5. そもそも、なぜBALMUDAがスマホを作ったのか
  6. 小さいスマホならJelly2があるじゃないの
  7. 色々言わせてもらったけれど、頑張ってほしい

BALMUDA Phone スペック

まずスペックを見てみましょう。

BALMUDA Phone
  • Snapdragon 765
  • ROM 128GB
  • メモリ6GB
  • 4.9型ディスプレイ
  • バッテリー2500mAh
  • USB Type-C
  • FeliCa
  • 生活防水
  • ワイヤレス充電
  • 直線をなくした丸みを帯びたボディー
  • 独自のホーム画面
  • 独自開発のアプリ
  • 直販：104,800円
  • ソフトバンク：143,280円

製造は京セラです。安心の国産スマホですね。

スマホ好きな皆様におきましては「へー」とスペックを眺めた後に価格を見て「たっか！！」となったのではないかと思いますw

Snapdragon 765搭載スマホの例

ここで日本国内で販売されているSnapdragon 765搭載のスマホを見てみましょう

Snapdragon 765には

  • ミドルレンジスマホを想定した　Snapdragon 765（無印）
  • ゲーミングスマホを想定した　Snapdragon 765G

の2種類があるのですが、両方とも5G対応です。

わざわざ「Snapdragon765 5G」って書かなくてもいいと思うのですが、この表記が多くて混乱した！w

無印を搭載しているスマホ自体が少ないので探すのに苦労しましたw

Snapdragon 765 搭載スマホの例
  • 京セラ TORQUE 5G（au）　2021年3月発売　公式サイトのスペック　88,885円
  • TCL10 5G　2020年11月24日発売　公式サイトのスペック　実売22,000円
  • AQUOS zero5G basic（ソフトバンク）　2020年10月9日発売　52,560円
  • AQUOS zero5G basic DX（au）2020年9月19日 発売　39,560円

…TORQUEはともかく、そんなにハイスペックな感じのラインナップではないですね？

OPPO Reno5 Aと比較

割と近いスペックのOPPO Reno5 Aと比較してみましょう

BALMUDA PhoneOPPO Reno5 A
OSAndroid 11Color OS11
(Android 11ベース）
CPUSnapdragon 765Snapdragon 765G
RAM6GB6GB
ROM128GB128GB
ディスプレイ4.9型 1920×10806.5インチ　2400×1080
カメラ背面4,800万画素　F値1.8
前面800万画素 F値2.0		背面6,400万画素　F値1.7
前面1,600万画素 F値2.0
バッテリー2500mAh4000mAh
インターフェイスUSB Type-CUSB Type-C
おサイフケータイ（FeliCa）○○
充電方式USB PD3.0
ワイヤレス充電		USB PD2.0
Quick Charge 2.0
その他生活防水・指紋認証生活防水・指紋＆顔認証
価格104,800円実売30,000円前後

こうやって見てしまうと、ちょっと割高感は否めないですよねえ。

なおReno5 Aは今、Y!モバイルにMNPするとお安いので、お手頃価格のスマホを探している方にオヌヌメします！ｗ

なぜこの価格なのか

以下、ニュース記事に載っていた発表会での発言を抜粋しております

独自アプリを作るのが大変だった

使い心地にこだわった独自アプリの開発に思ったよりお金がかかったようです。バルミューダっぽいですね。エンジニアに妥当な報酬を払っておられると思えばいいことだと思います。意識高いネ！

独自アプリは増やしていく予定なので、さらにコストがかかる

なんと、独自アプリは増やしていく予定だそうですよ。下にも書いてますがスマホを使ってほしいのかほしくないのかどっちなのかはっきりしてほしいんですが…ｗ

あとAndroidはアップデートでUI周りがガサっと変わったりなど、メンテナンスが結構大変なんだそうで、それもコストがかかるそうです。

部品を新造したから高くついた

曲線の形状にこだわったらしく、「河原の石ころ」みたいにしたかったそうですが…そういえば同じようなコンセプトの何かがうちに転がっていますねえ…

そこがこだわりなら好きにすれば良いと思いますが、こういう不定形というか採寸しづらいというかそんな感じの製品って、サードパーティー製のケースとかが全く盛り上がらないんですよね。（実際PloomSも全く盛り上がらないうちに新機種に移行）まあバルミューダさんはケースもこだわりのものを自社で作るようなのでいいんでしょうけれど。

割と否定的な事を書いてしまっていますがw 実際見たらまた違うかもしれないので、近々見に行きたいですね。iPhone3Gみたいな感じなのかな。

「河原の石」と聞くと「賽の」と枕詞を置きたくなる自分をやめたい…ｗ

そもそも、なぜBALMUDAがスマホを作ったのか

日本はみんなiPhoneばかり使っていてつまらない

それはまあ分かるんですが、長いものに巻かれるのも悪くはありませんよ？w

スマホがどんどん大きくなっていくのもどうかと思った

そうは言っても、一定数「小さいスマホが好き！」っていう人たちも常にいますし、小型のスマホも継続的に売れていますよね。

SONY時代のVAIO Uを５年以上使い倒した私のような変な人もいますからね？w

スマホの使い方を変えたかった

「スマホはどんどんスマートになっているが、我々は虜になったように画面ばかりを見ている。スマホを使う時間を短くしたい」とのことですが

スマホ大好きマンなワイ

使っている時間を短く…だと…？

私はスマホを溺愛してしまうマンなのでお呼びじゃないっぽいな？

小さいスマホならJelly2があるじゃないの

今ならOCNモバイルONEで安いよ！

色々言わせてもらったけれど、頑張ってほしい

割と好き勝手書いちゃったんですが、この時代に日本の企業がスマホに参入するということは並大抵のことではなかったでしょうから、そこは素直に凄いと思います。あとは継続的に製品を出し続けてほしいですね。今後に期待しています。割とマジで。

後日、実機を触ることが出来たのでまた記事を書きました↓

BALMUDA Phoneを触ってきました！ 前回の記事でまあまあ否定的なことを書いてしまったのですが、実機を見ないで好き勝手書くのもなんだなあと思い、バルミューダのお店まで行って...
balmuda バルミューダ
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