こないだのドコモの通信障害はびっくりしたよね…
(2021年10月)
ドコモの回線は盤石だと思っていた人たちは驚いたんじゃないかな。
そんな時のために、メイン回線とサブ回線とのデュアルSIMのスマホを持っていると便利だよ!
うまく使いこなすとスマホ料金をお安くおさえることもできるって聞いたことがあるよ!
今回はスマホをデュアルSIM運用して、いざという時に備えたり、通信費を節約する方法をざっくり解説します。
デュアルSIM(DSDS / DSDV)って何?
デュアルSIMとは、1台のスマホ端末に2枚のSIM(=デュアルSIM)を入れて運用することを指します。
スタンバイ可能な回線によって呼び方に違いがあるので下に挙げておきますが、特に覚える必要はありませんw
1台のスマホに2枚のSIMを入れて運用すること。
3G+4G通信が可能
1台のスマホに2枚のSIMを入れて運用すること。
4G+4G通信が可能
最近は2枚とも4G通信のDSDV対応の端末が多いようです。5Gに対応した端末も増えてきましたね!
最近のiPhone(iOS16以降)はeSIMを8枚まで入れられるようなので、デュアルどころの騒ぎじゃないぜ…
eSIMの単位は「枚」なのだろうか…w
デュアルSIMの使い方
さて、そのデュアルSIMのスマホを用意する手順はというと
- SIMが2枚以上使えるスマホを用意する
- SIM(もしくはeSIM)を2枚用意する
- それぞれ設定をする
以上です!簡単ですね!←
デュアルSIM対応のスマホを用意する
2021年10月現在、デュアル以上に対応している端末は以下のようなものです。
Apple | iPhone Xs・iPhone XR以降の機種(eSIM+物理SIM) |
Pixel 4シリーズ、5シリーズ、6シリーズなど | |
SHARP | AQUOS sense3 Plus、Sense 4シリーズ、Sense 5シリーズなど |
SONY | Xperia 1、1 II、1 Professional Edition Xperia 5、5 II、Xperia10 II、10 III Lite、Xperia Pro など |
OPPO | R11s、R15 Neo、R15 Pro、Find X、R17 Neo、R17 Pro、AX7、Reno 10x Zoom Reno A、A5 2020、Reno 3A、A73、Reno 5A、A54 5G、Find X3 Pro など |
ASUS | Zenfoneシリーズ5以降、ROG Phoneなど |
私はandroidはあまり詳しくないので、よく確認して調達してください^^;
じゃあ一体何に詳しいんだよ…
SIMを2枚用意する
今ご使用中のメイン回線のSIMに加えてもう1枚、携帯キャリアまたはサブブランド、格安SIMなどからお好きなSIMを用意しましょう。通信障害に備えるのであれば、メイン回線とは違うネットワークの方がいいですね。
- メインがドコモ→サブはauかソフトバンク回線
- メインがau→サブはドコモかソフトバンク回線
- メインがソフトバンク→サブはドコモかau回線
iPhoneの場合の注意点2つ
2021年10月現在、大手携帯キャリア全社がeSIMの提供をしていますが、不安な場合はサブ回線の方をeSIMにするのが良いかと思います。その場合は現在は
などが候補に上がりますね。
片方の回線をAPNの必要な格安SIMに決めたら、もう片方にはAPNの必要ない、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天などのMNOか、そのサブブランド又はオンラインプラン(ahamo、povo、UQモバイル、LINEMO、Y!モバイル)にします。
それぞれ設定する
さて設定ですが、さぞ複雑なことをするんだろうな〜と思われるかもしれませんが、至って簡単です。
eSIMの設定は各社バラバラなのかなんだかカオスなので、また後日書けたら書きたいと思います。私の時はいつの間にかYモバの店員さんがさっさと設定してくださいました←
SIMが1枚しか入っていないiPhoneの設定画面は以下のようになっています。(iPhone8Plus/iOS14.4)
ソフトバンクの通信が可能になっていますね。
対して、デュアルSIMでの設定はこのようになっています。(iPhoneSE2/iOS14.7.1)
データ通信はYモバイル、音声通話はソフトバンクに設定されているのが分かると思います。私の場合はどちらも音声通話SIMなので、仕事関係者にはYモバイル、私的な知り合いにはソフトバンクと教える番号を使い分けることも可能です。電話帳で設定すると、相手によって発信するSIMの設定を変更することが可能ですよ。
デュアルSIMの場合のアンテナピクトはこんな感じに2段重ねになります↓
androidの場合の設定画面はこんな感じになっています。(Zenfone Max M2/android9)
デュアルSIMで安くなる?最安運用は?
肝心の「何故、2枚SIMを入れると通信費が節約になるのか」についてですが
2枚目をデータSIM(音声通話なし)(特に格安SIM会社の)にすると…お安く済むことが多いんですよ…
逆を言うと3大キャリアのギガの価格にあたしゃびっくりだよ…
なのでメインのSIMを使っていて今月ギガが足りない!という時にサブのデータSIMがあるとお手軽にギガが追加できるという訳です。なんならメイン回線は音声契約だけにして、データはお安い格安SIMのギガしか使わない、などという割り切った使い方もできます。
私はかなり変な人な自覚がありますが(苦笑)ソフトバンクの通話のみのSIM+楽天モバイルでDSDVしています。あまりデータを使わない端末なので、月々330円(音声回線の基本料金のみ)です。
先に挙げたIIJmioのデータプランの価格を見てみましょう
SIM種類 | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
データSIM | 748円 | 968円 | 1,408円 | 1,738円 | 1,958円 |
eSIM(データのみ) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
ここで従来ですと「わあ、安い!」って感じだったのですが、細かく計算したところ、やはりahamo最強説が裏付けられてしまいました。どうしよう←
私が主に読んでもらいたいと思っている主婦の皆様に多いと思われる
電話番号は変えたくない!
できれば今の携帯キャリアのままで…面倒だから契約内容もなるべく変えたくない…
という状況を想定して計算してみました。条件を合わせるために20GBでの比較です。
ドコモで普通に20GB使う | ドコモギガホプレミア | 7,205円 |
通話はドコモ、データはIIJ あまり契約を変えたくない | ドコモギガライト基本料金+IIJmioギガプランeSIM 20GB 3,465円+1,650円 | 5,115円 |
↑&基本料金を下げるために ドコモのデータをなくした | ドコモケータイプラン+IIJmioギガプランeSIM 20GB 1,507円+1,650円 | 3,157円 |
絶対強者 | ahamo | 2,970円 |
もうみんなahamoでいいじゃん!(逆ギレ)
昨日まで(2021年9月)でしたらケータイプラン+IIJがahamoに迫る価格だったのですが、10月から新規契約の2年縛りがなくなって、代わりに基本料金がお高くなったんですよね…
音声通話の品質を重視しないのであれば、楽天+IIJmioデータ20GB(1,650円)という爆安運用が出来ますが、そこまでリスクを取れる人がどれだけいるのでしょうか…(苦笑)ネット界隈で最近、最安だと騒がれているのは楽天(0円運用)+mineoシングル1GB+パケット放題Plus(中速無制限・1,265円)のようですね。
最近のトレンドはpovo+mineoパケット放題Plusのようですね。
安くなるかの結論はアレになってしまいましたが()今回はデュアルSIM運用について大まかに説明してみました。用語説明など不足しているところがありますが、おいおい追加していきたいと思います。
というかあまりちゃんと説明できてないので、ちまちま修正し続けると思います…後日また読みに来ることをおすすめします…w